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  • 2021-10-4
  • CATEGORYブログ

インプラントのあれこれ

こんにちは川尻歯科医院、副院長の曜平です。

ある日、とある先生が言いました。

「入れ歯なんて、歯じゃない!!!だからインプラントしましょう」

当時それを聞いて「はぁ???」と思いました。確か大学院1年生のころなので、4年前です。だからインプラントやってる歯医者は金儲け主義なんて言われるんや!

と思いました。

4年たち、現在・・・

入れ歯なんて歯じゃない→これに関しては確かに思うことがあります。

義手、義足、、、人間で一番身近な「義」の付くものは義歯じゃないでしょうか。やはり義歯でご飯をもりもりある程度まではいけますが福岡に売ってる「くろがねの堅パン」までボリボリ食べることは難しいと思います。

くろがねの堅パン・・・調べてみてください(笑)めちゃくちゃ固いです。

もちろん、私は入れ歯に対していろんな勉強はしてきましたし、大学病院で入れ歯についての理論も徹底的に叩き込まれましたので、常により良い入れ歯とは・・・と考えながら診療しています。

しかし、オリンピックとパラリンピックが別に開催されるように、どんないい義歯でも天然歯に比べ嚙める限界はあります。

だからインプラントしましょう。ではなく

それでもだめならインプラントしましょうだと考えています。

あくまでエクストラステージです。

インプラントはじつは古代エジプトにもあったそうです。

ミイラからサファイヤの歯根が見つかったと聞いたことがあります。本格的に始動したのは1960年代になります。

とある博士がたまたま骨がチタンとくっついてしまうという現象を発見したのです。

比較的インプラントは新しい治療法だと認識されていますが、意外と歴史あるんですよ(笑)

最近、長浜や米原市からも患者さんが来ていただいてます。なぜかよくこんな話になるので、載せておきます